「立春朝しぼり」 立春の日の朝に搾りあげた究極のしぼりたて
春鹿 立春朝搾り
立春朝搾りができるまで
蔵元さんが立春の日に、お酒が一番良い状態になるように仕込み、苦労を重ねて仕上げた逸品。そして2月4日早朝。蔵元さんに酒屋さんが集まります!
酒屋さんが自らラベル貼りを手伝い、神主さんのお祓いをうけ、その日のうちにお客様へお届けします!
『節分』の翌日が『立春』、意外と知られていないこの事実!!
2月4日『立春』は春の始まりの日。前日の『節分』の豆まきによって邪気を祓い、新たな気持ちで春を迎える大変おめでたい日です。日本酒にとってもこの時期は、吟醸酒など高級酒を搾る時期なのです。
立春朝搾りは【完全予約受注生産】
『立春朝搾り』は、立春の早朝に搾りあがったばかりの超フレッシュな新酒をその日のうちにお客様に飲んでいただこうという企画です。平成10年に1蔵(4,000本販売)からスタートしたこの企画は、お客様の口コミを中心に全国へと広がり、平成27年は33都道府県37蔵で同時開催され約910店の地域の酒屋さんが参加、それぞれの蔵元で早朝から出荷作業などを協力し、約26万本(720ML)もの『立春朝搾り』がご予約をいただいたお客様のもとへと届けられます。
「縁起酒」や「杜氏泣かせの酒」の異名
企画立ち上げ当初は「搾ったその日に飲める」ことが最大のポイントでしたが、 せっかく大事なお客様に持ち帰るのだからと、現在では近隣の神社の宮司さんに よる「家内安全」「無病息災」「商売繁盛」などを必ずご祈祷いただいてからお客様の もとへ持ち帰るスタイルとなっています。 『立春朝搾り』が『縁起酒』と呼ばれるのには、このような背景があったのです。
『立春朝搾り』は通常のお酒と大きく異なる点があります。それは『搾る日があらかじめ決められていること』です。その年年で微妙に違う気象条件、米質を計算しながら立春という一日に最高のお酒を醸す。まさに経験と力量が問われるお酒で、杜氏さんからも「大吟醸を造るより難しい」と言わしめる杜氏泣かせの酒なのです。